音響空間研究室(伊勢 史郎 教授)

研究室名音響空間研究室 Sound Field Lab.
担当教員 伊勢 史郎 教授
関連コースデジタル情報工学、コミュニケーション工学
研究内容音の研究をとおしてヒトを理解し、モノ作りの本質を究めよう!
研究室オリジナルページhttp://acoust.sie.dendai.ac.jp/

指導方針・研究概要

1993年に発案した「境界音場制御(BoSC)の原理」を中心軸として活動しています。音場制御というのは空間に満たされる音の波面を自由自在に操るた めの技術です。BoSC原理は非常にたくさんの音響素子(マイクロホンやスピーカ)を必要としますが、近年の電子技術の発展により比較的低コストで実現で きるようになりました。その一つの完成形が「音響樽」です。音響樽はJST CREST(我国で最大規模の研究プロジェクト)で開発された、世界初の没入型聴覚ディスプレイ装置です。96個のスピーカから別々の音を出すことによ り、その内部でより厳密な3D音場再生を実現します。またBoSC原理では音場の再生だけではなく、収録も方法論が確立しています。C80フラーレン分子 構造に基づいたフレームに80個のマイクロホンを取り付け、3次元音場を空間的に収録します。写真のように教会、コンサートホール、自然環境における音場 を空間的に収録し、音響樽で再生することにより、まるでその世界にいるような不思議な感覚を得ることができます。
研究室ではこのような最先端科学を実践的に研究することにより、学生たちは生き生きとした知を学び取り、社会に元気よく羽ばたいていけるように指導しています。

電機大学情報環境学部デザイン_r14_c21

主な卒論テーマ

  • 音響樽におけるハウリングキャンセラに関する研究
  • Kinect と音響樽を用いたバーチャルサウンド卓球システム
  • 多チャンネル音響入出力デバイスの簡易チェック手法に関する研究

学生からメッセージ

研究室では先生と深く話す機会が多く、得るものが多いですね。自分のやりたいことがさらに明確になっていったのは大きな収穫でした。以前よりずっと能動的になりましたし、道は拓けるという自信が持てました。